数少ない東京の農業
東京で主な産業の多くは商業ですが、まだ僅かに農業も残っています。東京名産の野菜も何とか踏ん張っていますが、相当な数の田畑が消えていきました。そんな東京の名産品は、江戸川区原産の野菜、小松菜が有名です。江戸川区には、荒川と旧中川に挟まれ、中州のようになっている地域がありますが、その地域の北側は平井、南側が小松川という地名になっています。小松川の地名を取って小松菜と呼ぶようになったのが始まりです。また、東京の山奥、奥多摩で取れるワサビは、日本でも有数の産地で、長野県、静岡県に次いで3位の収穫量となっています。しかも東京で取れるワサビの殆どは奥多摩です。綺麗で豊富な湧水がワサビの栽培を支えているのです。その他には大根が有名ですが、東京で取れる大根の産地は2か所あります。その内の1か所は、江東区の亀戸で取れる大根で、亀戸大根の名前で色々な地域へ出荷されています。亀戸と言えば亀戸天神の方が有名ですが、大根も有名で、通常の大根よりも小ぶりなのが特徴です。もう一方の有名な大根の産地が練馬です。どちらかと言うと、大根は練馬の方が知名度が高いでしょう。練馬の大根は少々辛くて、通常の大根と同じぐらいの大きさです。更に立川が名産地のウドも有名です。ウドの栽培方法は他の野菜と違い、日に当ててはいけないので、地下に穴を掘ってその穴の中で栽培します。立川ではウドを使った料理を出している店がたくさんあります。
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